猫の菊ちゃんを読んでみる
母の入院中の差し入れに買ったのが「猫の菊ちゃん」
ふだんマンガなんぞ読まない母だが、これだけは夢中になって何度も読んだらしい。
退院してからも時々読んでいる姿がみえる。
猫のエッセイ漫画はネット上にあふれているけれど、これは年配の漫画家が本当に愛情あふれる描写である。
ウチのモーちゃんは例によって、今年も毛玉が両脇に広がってバリカンで処理したらちょっと情けないような姿に。
いっそのこと全部刈って夏のアルパカみたいにしたらどうだろう。
頭と足元だけふんわりさせるアレである。
普段は抱っこされるのも嫌がる猫なのだか、毛玉処理は本人もしょうがないとおもうのか嫌々ながらも毛刈りを承諾するのだが、全体をバランスよく調整しようとするのは断固拒否されるのだ。
背中のほうだけふわふわさせながらヨタヨタあるく姿はなんか貧相であわれであるのだ。
それでもりりしい顔をするとライオンのたてがみみたいに見えなくもない。