キッチン扉のリメイクシート②アパート編

 我がブログのアクセスはほとんどリメイクシートのページだけ。ほかはほとんど見られていない、なんか悲しい。せっかくなのでリメイクシート(カッティングシート)ネタを追加で。
去年末に買った中古のアパートのキッチン扉も裾がふやけていたので本格的に挑戦。
今回はアサヒペンの超高級リメイクシートを買ってみる。アマゾンのノーブランドの何倍もする商品だ。ふやけてボソボソの裾はカッターで削ってウッドパテを盛って整形して丁寧にサンダーをかけて限りなくフラットに仕上げる。
リメイクシート4
リメイクシート1
初めてやったときよりはうまく仕上がった。アサヒペンのシートはリアルな木目がきれいだがパッキパキである。かなり丁寧に扱わないと味付け海苔みたいに簡単に割れてしまう。角に折り込む時などはドライヤーでじっくり温めてやさしく折り曲げていかないと曲げた瞬間に割れる。
リメイクシート2


 粘着力は強力だ。そのかわり貼り直しはかなり厳しい。ノーブランドのシートの何倍ものお値段なので慎重にやるのだがそれでも空気が入ったりズレたりと失敗する。もったいないので剥がしてやり直そうとするのだが、途中でパッキパキに割れるように破れて取り返しがつかなくなって大粒の涙がシートを伝い流れる。
余分に買ってあるので新たに貼り直してまあそれでもなんとか外見だけはそれなりに決まった。
もう一部屋分も出来るはずだったのに足りなくなって買い足し。
もう一部屋は一部だけ(3枚ほど)交換で済みそうだった。
しかし、同じ色柄を手配するのはむづかしい。通販で届いた色を確認してがっかりする。同じものを書い直すのも癪なので、今度は3Mのダイノックシートを手配する。少々高いけど横幅1220mmなので使い方によってはお得かも。長さは70cmで間に合いそうだが100cm以下では売ってくれないのが残念。
 3Mのシートは柔らかいっちゅうか、ストレッチが効くので扱いやすい。素材が割れたり折れたりがなくスムーズに貼ることができた。今回は下地処理もかなり念入りにやったので余計に出来がよく、初めてノーミスで完了。

じつのところ家から近くて空き部屋がある築古物件だからいじりたくて買ったようなものかもしれない。キッチン扉のボソボソを発見した時は胸がときめいたくらいだ。まあたっぷり楽しませてもらったのでありがたい。
 アサヒペンもダイノックシートもシートのプリントのリアル感とか感触はかなりのものだ。耐久性も高そう。でも価格差を考えると微妙なのかな。今回はアパートなので耐久性重視ってことで。

 

 大東建託の築16年のアパートを内見した時、扉の裾に裾幅1cmほどのアルミっぽい(樹脂製?)カバーがかかっているのに気づく。断面はコの字型になってるカバーだ。ああ、これならふやけるのも防げて見た目もいいかなと思った。値段が折り合わずそのアパートは買えなかったけど、ホームセンターで似たようなものを見つけたので今度ふやけたら樹脂カバーをボンドでひっつけてやろう。