壁紙の貼り替えと猫の毛玉取り
アパートの壁紙をちょいとガンバってアクセントクロスでカッチョ良くしたのに、完成が4月過ぎてしまったうえにコロナの影響で引っ越ししようとするひともいないらしく、入居者はもちろん内見すらない状態。
しょうがないので今度は自宅の壁紙をはりかえてみた。
東日本震災の直後に貼り替えたクロスもすでにヨレヨレ感がある。前回はのり付きの安い無地だったが今回はアパートにも使ったサンゲツの壁紙。下地処理を手抜きしたので表に出にくいちょっと厚みのある製品を使用。洗面の入り口とキッチンカウンターあたりは柄物のアクセントでちょっと他所の家みたい。
リビングは無地でもよかったのだが、猫が外に出たい時に「ドアを開けないとコレだぞ」とばかりに壁を引っ掻くので、ひっかき強度に優れた腰板風の壁紙を貼ってみる。パッと見には木目の絵柄で安っぽいかと感じたけど施工してちょっと離れて見るとそれなりなのだ。
と言っても耐久性は30回ほどらしいので猫の攻撃にどれだけ耐えるか心配。
まあ余分に購入してるので傷になった部分だけ貼り替えればいい。
普通の壁紙とちがってのっぺりしていてダイノックシートみたいな感触なので空気を抜くのも大変で施工はちょっと面倒だった。なによりも横に横にと数メートルも貼り付けるのは一人では難しい。下地の凸凹も目立つし、これはプロに頼んだほうがいいかもしれない。
一通り貼ってみて気づいたがアクセントクロスは無地のほうが上品かもしれない。アパートの管理会社がムーミン柄の壁紙にひきつった笑いをみせたのもわからんでもない。
とりあえず気分一新できてすっきりしたところで、ずっと気になっていた猫の毛玉取りにとりかかる。
去年のブログを確認するとちょうど同じ時期になる。先月からかかっているけどなかなかバリカンの刃が通らなくて今まで放っておいた。というより猫が痛がって触らせないのだ。猫があきらめるのと毛が抜けやすくなる時期がちょうど今頃になるのか、バリカンの音にもおとなしく身を任せている。先月はガチガチで通りにくかった刃もスイスイ進めることができるのも去年と一緒だ。
しかし今年は去年の20%増の毛玉だ。シラミでもいそうなので捨てようとしたが母が記念にとっておこうと言ってビニール袋に入れて厳重に密封。まあいいけど。
刈り取った直後は気分を悪くしていたようで睨みつけられたものだが、一晩たった次の日はすっかりもとどおりというより、いつもより機嫌がいいのか安心してぐっすりと寝ていた。ごっそり抜けて背中だけ残った体毛はたてがみみたいでかっこいい。皮膚丸出しでシワがよったあたりは本で見たハダカデバネズミみたいで可愛いのである。
トイレも壁紙を変えてみる。一階は本物の腰板が貼ってあるので上部だけだ。
アパートと同じ鳥の柄にブルーのクロス。わりと上品でいい感じ。ホコリだらけの換気扇もきれいにして気持ちがいい。
二階はタバコを吸っていた頃の喫煙所になっていたので壁紙がヤニ色にそまっていた。マジックリンでだいぶきれいになったのだが深く染み付いたのか取れない部分も多かったので、この機会に全張替え。
リビングの腰板風の濃い目に張り替えて高級感を出そうと。
タンクの裏が貼りづらくって波打ってしまった。気にしないように見ないように、それさえ見逃せばなかなかの出来である。立ちションで汚れが飛んだときも掃除しやすくていいだろう。床も汚れやすいからクッションフロアにでもしようかな。