最強カンパの氷の世界
史上最大の寒波襲来とか毎日のように連呼されていた。
そういう時に限って予報が外れてしまったりするのだが、最近の予報は正確でしっかりと寒波がやってきた。
子供の頃、大昔ならこの程度の寒波はいつもの事だったが最近はめずらしい。
それでも家の断熱性が良くなってるので、氷点下8度や9度なんていっても家の中にいるかぎりは死ぬことはない。昔は外気温とそう変わらなかったりして、冬の朝は本当に地獄だった。大人になったら絶対に南国で暮らすことに決めていた。
それほど愛着のある地元でもないのに結局は今も生まれ育ったところで暮らしている。
夜も寒いうえに日中の最高気温が0~3度とかだと終日、家の中も冷え冷えとしていて部屋の中はまだしもトイレや部屋への移動のたびに廊下や階段を歩くだけですっかり冷えてしまう。
さて、外の様子はとみると雪が少なかったせいで大通りは道路も溶けているが細い交通量が少ない道路は雪が残って凍結している。
近所の公園はどんなものかと出かけ見ると一面の銀世界だった。
白鳥やカモは何処へ? よく見ると中央付近に固まっているのが見える。氷上を歩けば早いのだが、さすがに日曜で人出も多いので遠慮して周回することにした。
もしや足元が凍って動けないのではないか?
眠っている間に足元が凍りつき動けないでいるカモを縄でまとめてから鎌で足を切り落として持って帰ろうとした権平。カモが飛び始めてあちこち回った後に塔のてっぺんに置き去りにされたってのが「カモとりごんべい」のあらすじだと思っていたのだが調べてみるとそんな話ではなかった。残酷すぎる、子どもの教育上よくないと消されてしまったバージョンなのだろうか? それともワシの勘違いなんだろうか。
まあとにかく近づいてみるとカモは凍りついているわけではなくて、わずかに融けた氷の周りに集まって座ったり歩いたりと自由にしていた。残酷バージョンのゴンベエの出番もないようだ。
今夜の鴨鍋はあきらめて写真だけ撮ってかえるとしよう。
カメラを構えると寄ってくるのがかわいい。
白鳥はしらんぷりだけど。
買い物があって南湖の近くを通ったが、こちらも全面凍結。
最高気温も2~3度で凍結路面有では自転車は当分乗れない。
ただ物干し代わりになるのみ。
こちら個人的には最強カンパのアテナ11仕様である。
追記
2/6現在、ほぼ氷も溶けて白鳥たちも楽しそうに泳いでいました。
写真をとる少し前、二人組が白鳥に餌をあげていて遠くで休んでいた鳥たちも餌のところへ飛んでいきました。
多分ボランティアの人なのか、公園管理課の許可のもとやってるのかな。