スバルの貸し自転車とリコール修理ステッカー

  安全性の高さでは信頼できるSUBARU…のはずだったのに、何度もリコールがあったらしい。中古なんだから買う前に調べとけって話だが、まあリコール修理すれば問題ないだろう。さいわい家族も猫も気に入っているようだしきっちり整備して長く乗りたい。
neko

 無償修理なので大きな顔してディーラーに出かけた。3つのリコール修理で2時間半ほどかかるというがディーラーの近所に用事があったので、車を預けてる間に点検や修理の待ち時間のために用意してあるレンタル自転車を借りて市内へでかけた。
どうせ安もののママチャリだろうと思ったら意外と乗り心地がよく坂の多い市内でもちょっと立ち漕ぎすればスイスイと抵抗なく走るし、タッチの良いブレーキは下り坂で少々飛ばし気味でも安定した制動力で思い通りに止まる。公園を散歩しながらよく見たら丸石自転車製なのに気づく。懐かしいー今は街の自転車屋も少なくなったが子供のころは丸石自転車の販売店がほとんどでブリヂストンなんてポツンと数軒屋だったように記憶している。
愛車ブリヂストン・ノルコグよりも良い走りをするのは悔しいが、気持ちいいので不動産屋での打ち合わせと食事の他は市内をぐるぐる自転車で廻りっぱなし。3時間近く走ってさすがにケツが痛くなって戻りかけた頃に修理完了の連絡が入る。
 全部で4つのリコールの証明にドアの影はステッカーでいっぱい。かっこ悪いなと顔をしかめたら「剥がさないでくださいね」ってメカニックの優しい笑顔。あとで調べるとステッカーを貼る場所も法規で決まってるのでしょうがないらしい。recool

ホンダのフィットが度重なるリコールのあった時は、ステッカーだらけになったドア付近の画像がネット上で揶揄されたものだったがスバルもなかなか負けていない。戦闘機だったら坂井三郎には負けるもののエースパイロットに入る勢いだ。

 とりあえずこれで一安心、走行中エンジン停止なんて不安もなくなって、次の休みの日に郡山市内で買い物ついでに大玉村まで足を伸ばし、国分菓子店でひとつだけ残ってたあげ饅頭と大福ゲット。そのまま安達太良登山口まで天気雨の中を走る。峠の走りはスバルらしくって快適だ。
登山口では当然ながら紅葉は終わっていて平日なのでロープウェイも売店も動いていない。駐車場には登山客かペンションの客の車が数台あるだけでいかにも寒々しい。ロープウェイ待ち1時間とかの時期しか来たことがなかったので不思議な感覚だった。
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 帰り道は4号線の「あだたらの里直売所」へ出て食事。ここの天ぷらはいける。母が注文した天丼のほうがおいしそうと見てたら、よほど物欲しそうな顔をしてたのか海老天をひとつくれた。となりの夫婦連れも旦那さんが奥さんの海老天をもらっていた。箸を伸ばした旦那さんに奥さんがヒョイッと箸でつまんで差し出したら、「箸と箸では縁起が悪い」とたしなめる旦那。久しぶりに聞いた言葉に感動すらして感慨にふけったり。
その後、売店で買い物。食堂のサービスのおしんこがよほど美味しかったのか、母は白菜と蕪をいっぱい買い込んでいた。私も揚げまんじゅうを買い占めるのに成功。めったに来ないのだからひとつでは足りないのだ。帰ったら冷凍しておいてコツコツ食べるのだ。
osinko
 買い込んだ蕪と白菜は市販の浅漬けの元を使ってみた。そこそこおいしいのだが食堂で食べたのとはちょっとちがう。漬け方がうまいのか、おいしい浅漬けの元を使っているのか気になるところだ。